ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

政治雑感

ウクライナ危機、そして台湾

ウクライナが緊迫の状況を迎えている。ロシアにとって、原油高が続いているからこそ、自分たちの正義を声高に叫べる時を迎えているようである。エネルギー資源の高騰は欧米からより有利な条件を引き出せるチャンスであるようだ。米国やNATO加盟国による経済…

国会議員は世襲が許される

議員は割が合わない業種だといわれる。選挙で多額の資金を必要とし、そのため国から政党助成金が毎年出ているし、歳費とたった1日でも在籍すると100万円が文書交通費として支給される。それだけでは不足するのか議員主催の懇親会なども盛んに開かれる。政治…

年齢を意識する時

また一人訃報の通知を受け取った。正月恒例(?)の年賀状、儀礼の挨拶でしかないのかもしれないが、それでも知人や友人の情報は入ってくる。これまでは喪中の挨拶といえば、たいがい祖父母や両親の訃報がほとんどであった。しかし昨年あたりから、同級生な…

年頭にあたって

年が改まってはや7日が過ぎ去り、今日は七草がゆの日である。遅まきながらですが、新年あけましておめでとうございます。本年が皆さまがたにとって良き年になりますよう、心から願っております。それにしても、マスク着用が日常化してはや2年が経ちました。…

来年度国家予算107兆5964億円なり

今回の予算をそのまま認めると、2022年度末には国債発行残高が1027兆円に達する。言い換えればそれが日本国民の抱える借金となる。2022年度国家予算は107兆円5964億円、主な歳出は社会保障費が36兆2735億円(33.7%)、防衛費…

自民党が信任されたわけではない

残念ながら与野党均衡した状況も出現しなかった。3時過ぎ目を覚ますと、画面に自民党256議席、公明党30議席の数字が目に入った。これで与野党逆転は完全になくなったし、与党が謙虚な国政を行う可能性もほとんど消えてしまった。 大阪は自民党に代わる…

棄権は危険に通ずる。みんな選挙に行こう!!

衆議院総選挙も終盤。明後日には結果が出てしまう。コロナ禍で評判を下げた主要国の首脳として名前が先ず挙がるのは安倍晋三元首相であったことを、日本国民は忘れてしまったのだろうか。つい最近もアベノマスクが倉庫に置き去りにされていたことが判明した…

残念な予想????

政権選択選挙といわれながら、TVの中ではさすがに選挙が行われているものの、街中ではあまりそんな雰囲気も見られない。野党共闘が成り、候補者が217選挙区で候補者が一本化されて小選挙区では与野党逆転という構図が出現するかもしれない。しかるに比例…

財政規律を維持することを考えれば・・・

自民党が主張するGDP2%以内まで防衛費を拡大させようという選挙公約にはどのような意味があるのであろうか。中国の脅威に対する備えのために戦闘機を購入する計画だという。来年度予算で上限の5兆4000億円を要求する。 防衛費に関しては、GDP1%以内…

今回の衆議院選挙は、国民が自立できるチャンスである

衆議院選挙が始まった。衆議院選挙が始まる直前あたりから、日本国内の賃金が30年余り増えない事実が問題になってきた。思い返せばこの30年間で民主党政権の時代が3年余りあったものの、やはり政権を握っていたのは自民党政権であった。安倍晋三元首相は暗…

岸田文雄首相、自縄自縛の状態

自民党の衆議院の選挙公約が発表された。それによると、安全保障政策では、高市早苗氏が主張していた軍備増強を図る中国や北朝鮮を念頭に、力による対抗策に重きを置いた安全保障政策が打ち出された。しかもその内容を精査すると、海上保安庁の体制拡充と自…

岸田文雄首相は、どんどん後退している?

「成長より分配」、その財源として金融課税所得を見直すという弁は、何だったのだろうか? 参議院地方区選挙における1億5千万円の選挙資金の問題をはじめ、安倍晋三元首相の森友・加計学園問題、そして「桜を見る会」問題、さらには財務省公文書改ざん問題…

今こそ考えよう、国会議員に世襲議員が多いのは何故か?

ネットで検索すると、国会議員の世襲率はほぼ4人に1人である。自民党に限るとそれが3人に1人まではねあがり、内閣や与党自民党の幹事長などの役職を構成する国会議員になると2人に1人になるといわれる。今日第100代岸田文雄内閣総理大臣のもとで拾い…

国民の声を聴く術は?

政治家と国民の世論の声の乖離を嘆く前に、どうして政治が信頼を失くしたのか、その要因を真剣に考えてみても良いのではなかろうか。岸田文雄自民党新総裁は、安倍晋三元首相の影響下にある政権であると、その全容を見せる前に揶揄される有様である。あっせ…

民主主義が危機にある!

自民党新総裁に選出された岸田文雄氏が、何度も語った言葉である。なぜ、国民の声が政治家に届かなくなったのか。その答えは明確である。政治家が、説明責任を回避し続けているからである。思い当たるだけでも、森友学園・加計学園の安倍元総理大臣の疑惑、…

自民党のしたたかさに感服

17日に自民党総裁選が告示され岸田文雄、河野太郎、高市早苗、野田聖子の4氏が候補者として名乗りを上げて、連日マスコミの話題になっている。逆に野党は時折ニュースに取り上げられるものの、残念ながら自民党総裁選ほどには話題になっていない。直前に…

自民党総裁選挙始まる、自民党は変われるのか、野党は国民の支持を得ることはできるのか?

自民党の総裁選が17日告示された。石破茂の不出馬で、河野太郎、岸田文男、高市早苗の3氏の争いになる様相であったが、野田聖子氏が推薦人20名を集めて名乗りを上げて4名の候補者で争うことになった。派閥の縛りが、当選回数の少ない議員にとっては不安の…

菅義偉首相退陣を表明、3度目の亡霊出現は勘弁してほしい

菅首相は、9月3日に自民党総裁選に出馬しないことを表明した。このため、今月末に決まる自民党新総裁が次の総理大臣に選ばれることになる。これまで総裁選出馬を公言していた菅首相が突然出馬を取りやめたことに関しては様々な推測ができる。総裁選前の衆議…

東京オリンピックは成功だった?

東京オリンピックが終わって2週間、24日からはパラリンピックが開催されるという時期である。オリンピック終了後に今回のオリンピックについての意見を聞いたところ、開催されて良かったという賛成意見が大半だったという。何とも不可思議な調査結果である…

無為無策の末の責任放棄はありえない!!

コロナ禍が、オリンピック開催を機にまたまた炎を上げ始めた。今週に入って東京をはじめとする神奈川、埼玉、千葉の感染者数が激増しているし、沖縄も増え始めたし、愛知や福岡、大阪も増加傾向を示している。この結果、酒類提供を禁止する緊急事態宣言が神…

コロナ禍は、経済格差を広げる

コロナ禍の下。日本企業の役員報酬は株高もあり報酬1億円以上の役員は増えた一方で、従業員給与は落ち込んでおり、欧米の主要国に比べ低水準で推移している。結局コロナ禍は、各国政府を含め日本も異次元の金融緩和政策を推し進めているが、その恩恵を受け…

西村大臣の発言に、日本の民主主義の衰退を見る

西村康稔経済再生担当大臣が、酒類の卸売業者に時短・休業要請あるいは酒類販売提供停止に応じない飲食店に対する酒類販売を自粛するようにという文書を配布したという。また、金融機関に対しても、融資を行っている飲食店に対し同様の働きかけをするように…

恩師から著書を贈呈される

今日外出先から帰宅してポストを覗くと、珍しくレターパックが入っていた。高校時代の恩師からの郵便物であった。中身を開けると、恩師が著した小説が入っていた。昨年の11月には別の恩師からであったが、大阪の文学学校で学んでいた成果をまとめた小説が送…

真夏のマスク着用を求める状況は普通の日常だろうか

東京の新型コロナ感染者数は先週から32名増えて501人となった。気になる数字は を拾い出すと、すべての指標でステージ4を脱し切れていない都道府県がいくつかある。北海道は療養者で、愛知県は重症者数と療養者数で、大阪府は入院率と療養者数で、福岡県は…

民主主義の崩壊

先日行われた参議院議員広島地方区の補欠選挙の投票率は33%あまり、得票率は5人の出馬があったこともあり、なんとか野党候補が50%をキープして当選。実際の支持率は0,34×0.5×100=17、つまり広島県民の投票権を持つ18歳以上の人々の17%…

3度目の緊急事態宣言

オリンピック開催を賭けて、政府は3度目の緊急事態宣言の発令に踏み切った。今回は変異株が出てきたため、一筋縄では収まりそうにない。政府は5月11日までおよそ半月余りの期間で解除に踏み切りたい考えだが、ここは期間ありきで済ませてしまうところではな…

非常事態宣言要請の可否

変異株の増殖が止まらない。これでは重症病棟がパンクする。ワクチン接種のスケジュールも消化できない。一方で東京オリンピックは開催まで100日を切ってしまった。すべての状況がタイトになってしまった。しかし、判断停止はできない。なんらかの成果をもた…

今こそ、政治家がその指導力を発揮すべきではないのか

小説家が小説を書くのは、小説家の思いを少しでも多くの人に理解してもらいたいからであろう。読者はそれぞれの尺度=各自の価値観で、文章を読む過程で自分自身を納得させられる理解を試みている。したがって同じような読後の満足感があっても、それぞれの…

新年度を迎えたものの・・・

厚生労働省の職員23人が先月24日に23人が参加する送別会を開き、しかも午前0時近くまで会食を続けていたことが明らかになった。田村厚生労働大臣は、「国民に対し花見や歓送迎会の自粛をお願いしている時期に、役所がこのような失態をさらしたことは大変申し…

最低限度の生活保障?

生活保護費の支給額を引き下げた厚生労働省の判断について、「裁量権の逸脱や乱用があり、生活保護法に違反している」という判決が先月大阪地方裁判所で出た。この判決は、大阪市をはじめとする12の地方自治体に支給額引き下げを決定したけっていを取り消す…