ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

全力投球してますか?

 ラグビー日本代表は、4年前の南アフリカを破った奇跡から、チーム力をさらに引き上げて今年の予選リーグは4戦全勝という快挙を成し遂げた。残念ながら、決勝トーナメント(準々決勝)で、南アフリカにがちんこ勝負でその壁の厚さを思い知らされた。けれども年間を通じた強化策が見事に功を奏し、アイルランドスコットランドの強豪チームを撃破して、全力で取り組んできたことを結果で証明した。

 

 実際いくら真剣に取り組んでいても、結果や成果が出なければ、なかなか自分の努力を認めてもらうことは難しい。ましてや今回のラグビー日本代表のように「ONE TEAM]を唱えて、出身国籍7か国の31名をまとめ上げてチーム力を引き上げても、勝てなかったら、結果を出せなかったら、感動は生まれなかったであろう。たとえ、入試に備えて、死に物狂いで勉強しても、合格できなければ頑張ったことを証明したことにはならない。死に物狂いに真剣に取り組んでも、それを周囲に理解してもらうことは、限りなく困難である。人柄を理解してもらっている場合は、少しだけハードルが低くなるかもしれない。そしてさらに信用を積み重ねることで、信頼を得ていれば意外に評価してもらえるかもしれない。言葉よりも行動で、しかも表面張力ではないが、あふれて零れ落ちるぐらいの努力と誠意を見せることによって、ようやく好意的に見てもらえるのかもしれない。心せよ、自分を理解してもらうためには、相手を理解することが大前提である。そのことを忘れてはならない。