ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

連続510日を更新

 私事で申し訳ない。無理に記録を伸ばしているのだが、1日1万歩、とにかく歩き続けている。健脚を謳うなら、もっと歩く距離を増やさなければならないのだろうが、時には重い足を無理やり動かしてなんとか達成している日もあるぐらいなので、偉そうに吹聴できるようなことでもない。でも520日、我ながら少しだけ誇りに感じているからこそ、明日もがんばれるのだ。

 

 しかし、それにしても国の新型コロナ感染対策は、どうも感心できない。感染を封じ込めるためにと行われた全国一斉休校要請。あくまで要請ではあったが、ほとんどの学校がしたがったゆえの教育の混乱。死亡する重症者が増えたゆえに、緊急事態宣言が出されいったんは終息したかに思えた。しかし7月の声を聞くと同時に爆発的な感染拡大で、全国の自治体はその対応に追われ続けて疲弊している。その一方で、国は移動を進めるようなGo to キャンペーンのみ。10兆円の予備費を組んでいるとはいえ、沈黙を続ける政府。幸いにして感染者は増えたとはいえ、ほとんどが軽症者であり、重症者に対する医療体制がひっ迫している様子はあまり見られない。それでも新型コロナは、感染者の隔離を義務付けられた感染症だから始末に悪い。

 

 新型コロナの感染者は軽症であれば、ほとんど症状がない。そのくせ感染力が強いから不用意にウイルスをまき散らすことが問題になっている。でも3密を避ければ、ほとんど感染しないこともわかったはずだ。マスコミが騒ぎ立てるように、移動を制限するべきか否かとか、自粛警察が勝手に出動するような事態はもはやないであろう。もちろん完全に感染する確率がゼロになることはないが、もはやインフルエンザと同様に考えても良いような状況ではないのだろうか。だからこそ、秋の終わりが心配になる。ワクチンが完成しているはずもなく、現在のような検査体制の脆弱さであれば、どこでインフルと新型コロナを選別するのか。混乱が起こるのは必死である。

 

 新型コロナに感染しても、重症ではない限り自宅で可能な限り行動を制限してもらうぐらいにして、隔離を義務付けない。できるだけ早くインフルか新型コロナかといった診断がつくような診療体制が確立されていてほしい。新型コロナ騒ぎで、手術が延期されたり治療が遅延しているケースも多いと聞く。そのへんは可能な限りマスクがなくとも過ごせたこれまでの夏の日常に戻してもらいたいものである。