ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

連続500日を突破!!

 巷では、新型コロナ感染者数が増えるばかりで、各自治体のトップはあたふたしている姿が毎日のようにマスコミをにぎわしている。対して国は、介入すればするほど浮いてしまったコロナ感染対策に懲りて、野党の臨時国会の開催要求にも静観の構えである。そんな騒動の続く中、全く私的な話で申し訳ないが、私自身は1日1万歩の記録を更新し続けて、ようやく500日を記録した。私自身の健康増進ということで、毎日なんとかノルマを達成し続けている結果、たどりついた一里塚である。今後どこまで記録を伸ばせるか、それこそ連続記録の更新は私自身の意地でしかないからこそ、できるだけ続けていきたいという意欲も強い。

 

 7月以降の新型コロナ感染者の増大は、各自治体に思わぬ負担を強いている。感染者数を抑え込むためには、自治体は行政区域にある企業に自粛を要請する必要性に迫られている。そしてその自粛要請にはわずかとはいえ休業補償給付が付随する。期限が限定されないため各自治体の財政は、どんどんひっ迫していくばかりである。財政ひっ迫という点では、感染者を隔離するということで、軽症者を収容するためのホテルの借り上げが増えている。それだけではない、そこに配属されるスタッフも短期雇用契約でどんどん採用されている。しかし短期であるがゆえに、ローテーションを組んでも組んでも予定通りにいかない現実に担当者はお手上げの状態にあるようだ。

 

 行政トップが思い描く事態の推移通りには、決断の結果が動いてくれるわけではないし、現場のスタッフは毎日課題が積みあがっていく中で悪戦苦闘しているのが目に浮かぶようである。今後事態改善が進んでいけば、これらの問題は解決に向かうのであろうが、それを望むのは僥倖なのかもしれない。

 

 いずれにしろ、隔離という方法で抑え込むためには、感染者はあちらこちらで増えすぎてしまったようである。これからは国や自治体の財政をむしばみながら、しかもあまり効果が期待できないし、徒労に終わるかもしれない作業がつみあがりそうである。これで11月以降インフルエンザが流行し始めれば、インフルとコロナの選別をどうしていくのか、その振り分けをどの段階で行うのか、そういった問題にも十分な対策を積み上げていく必要がある。

 これからしばらくは熱中症の問題もある。マスクの必要云々の問題をはじめ、新型コロナ対策の方向性を指し示すのが、国の仕事だと思うのだが、そこは遅々として議論が進んでいないようである。私見だが、スピーディな検査体制の確立と感染者隔離を止める。それだけでも早急に実行に移していかなければならないのではなかろうか。