ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

埼玉県でのK-I開催

 埼玉県のさいたま市埼玉マリーナで行われたK-1の試合に6500人が来場した(主催者発表)。感染拡大が懸念されるため、埼玉県や国は再三中止を要請したが、主催者側は来場者全員にマスクを配り、入り口に体温測定器を設置、会場の扉を開放して喚起するなど最大限の予防策を講じて開催を強行した。感染経路をたどれるように、入場券の半券には名前と住所、電話番号を記入してもらって回収したという。

 

 あちらこちらで大きなイベントが自粛要請を受けて、実際ほとんどのイベントが中止に追い込まれている。しかし、開催する側は中止するだけで多くの売り上げが無くなってしまい、ほとんど収入が途絶えてしまうことになる。感染症の場合は返金しない場合もあると聞くが、そうなるとファンに多大なる損害を与えてしまう。昨日のK-1でもリングサイドは10万円だったという。それが無駄になるというのもいかがなものか。自粛要請は要請であって、強制ではない。強制にすれば行政が法律に基づいて中止させたということで、その損害分を負担すべき事項であるように思われる。

 

 要請でしかないのであれば、それを無視して我が道をゆく猛者に対して、強く出ることはできまい。ましてや行政は国民の利益を第一に考えることが求められている。国民が忖度で動くようなことはまずない、と認識すべきである。