ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

残暑お見舞い申し上げます

 昨日は結構涼しいと感じられたが、昼間は太陽がさんさんと輝き、風がなければただただ「暑い」という一言。だいたい畑の草抜きにも大概飽きてしまった。抜いても抜いても、すぐに芽を出してくるのでとにかくきりがない。親父の初盆の行事が一段落して、いよいよ次の課題に取り掛からなければならないのだが、なかなか集中できない。その前にヤフーのブログの引っ越し作業も行う必要がある。記事の編集ができるのは今週末までと知り、泡を食っている。

 のんびり晴耕雨読を楽しんでいることもままならぬ。食べるためには新たな収入源をそろそろ探し始めないと、このままではひからびてしまうことになる。そのためにはスケジュールを立てて、課題を一つひとつ片づけていくことが必須である。にもかかわらず、ずるずるとなし崩し的に9月を迎えようとしている。9月半ばまでにめどを立てておかなければ、ラグビーのワールドカップを存分に楽しむことができなくなる。だからこそエンジンを全開にして集中して取り組んでいかないと後悔することになる。

 

 その一方で日韓関係がなかなか好転しない。韓国は放射性物質のチェック強化規制をはじめ、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄という手段に出てきた。安全保障面で日韓の情報共有を目指したものだが、この決断は韓国にとってマイナスではないだろうか。日本が、請求権協定の協議になかなか応じないために韓国をホワイト国から除外することを決めたことで本格化した今回の騒動は、きっかけが政治問題を経済問題にすり替えて、貿易面で規制を強化した日本がいわば国際社会では悪者になってしまった。少なくとも韓国民の多くは日本製品不買運動を推し進め、日本観光の自粛を行っている。経済面でのマイナスと国際社会に対する韓国への同情、そんな風潮が広まってきた。しかし、韓国は対抗手段として新たなこぶしを振り上げたのだが、これは韓国の勇み足であろう。

 外交関係は、慎重に行わなければ揚げ足を取られるし、周りの評価に注意しながら進めていかないと、国際社会で孤立してしまう。もちろん政府として下手な妥協はできないし、国内世論を意識することも大切である。しかし、どこかで関係修復の機会を作っていかないと、このままでは関係悪化の泥沼である。そういった意味では、これからしばらくは国際社会での意見を拝聴しながら、日本が主導権を握って解決策を絞り出す良い機会になるのではないだろうか。

 米中貿易戦争もすべての輸出入品に関税が上乗せされる状況になってしまった。振り上げたこぶしは下せない。為政者にとっては国民の利益というかもしれないが、残念ながら互いの歩み寄りがなければ、結局大きな被害を被るのは両国の国民になりそうである。GDPの1位、2位の国の貿易戦争の影響は、そこにとどまらない。世界経済は米国の金利下げが示すとおり減速傾向を明確に示し始めている。イギリスの合意なきEU離脱も現実味を帯びてきた。自国第一主義がもたらした今回の事態の行方をしっかり見守る必要がありそうだ。暑い季節で頭もフル回転はなかなかできないが、これからしばらくは経済情勢の変化に注目していく必要がありそうである。