ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

雨あがる

  九州南部では7月の降水量が平年の2倍以上を記録した大雨。まだ降り続くという予報には脅威さえ感じる。御多分に漏れず、わが畑も水浸し。作物への被害は今のところないが、自然が振るう猛威の前には無力であることを思い知らされる。何しろ少し前に吹いた突風の影響で、結構根元から揺さぶられて少なからざるキュウリやインゲン豆がかれてしまっただけに。

 

 それに追い打ちをかけるかのように、長年愛用していたパソコンが動かなくなってしまった。電源がまったく入らないため、途方に暮れている。作成していた資料ファイルは、それでもペーパーベースで残しているので、最低限打ち直せばなんとかなるのだが、残念ながら写真データーは戻らないようである。近くの家電量販店に持ち込むと、保証期間はもちろんのこと、修理対象機種でもなくなっているため、預からせてもらってデーターがとりだせるか確認します(もちろん無料ではない)と言われた。そしてデーター取り出しに関しては可能であれば別途申し受けますとのこと。

 

 中古ではあるが、パソコンを新たに購入し、再度マイデジタル環境を構築するしかないかと思案中である。何のことはない。日常生活を穏便に過ごすためには、それなりにコストは必要だということを改めて認識させられた。そういう意味では、掃除機が壊れ新しい商品を購入したところだし、オール電化にして10年が経過したところなので給湯器も交換しなければならないか。洗濯機も年数を経ており、がたがきている。耐久消費財も永続的に使用できないから、その時期が来ればけっこう物入りである。人間様も同じ、目がかすみ始めているし、生活習慣病のおかげで毎月通院する必要もある。毎日の食事代に水道光熱費、通信費、自動車の維持費など、それなりに費用は出ていく。年金生活者の身には、どんどん負担が大きなものになっている。

 参議院選挙が告示された。自民党一強の構図が変わるかどうか。改憲勢力の3分の2突破はあるのか。あるいは与党自民党公明党過半数維持の確保はなるのか。マスコミは騒ぎ立てているが、有権者の国民は、政治への信頼をなくし、無関心層が増えていることにもっと焦点を当てるべきではないか。政治が信頼を取り戻す。少々増税されても、政治の恩恵を享受できれば、高福祉が実感できれば、国民は納得できるはずである。形骸化した国会、富裕層よりの政策を行う行政、それらに対し国民の声が届かない現状を嘆くべきであり、いかにすれば民主政治が機能するのか、そんなところをマスコミは取り上げていくべきではないかと思うのである。政治の役割は防衛・外交を含む治安維持、公共インフラの整備、そして国民生活の安定が基本目標である。すべてにおいて、国民は不満を感じているのである。