ぐーたら親父の言いたい放題

日々の様々なニュースを取り上げて、独自の視点でコメントします。これからの社会の変化を予測し、どのように対処すべきか提案できればと考えています。

雨天の中で、1万歩達成

 大雨予報が出ていた昨日、小雨そぼふる中、傘をさして散歩に出かけた。途中で土砂降りにあったらという懸念をはねのけて、とりあえず3か月余り継続している記録の続行を決心し歩き始めた。何のことはない。4月になってから、時間が少しだけ自由になったのである。いや何もしないと決め込んでしまえば、そうすることも可能ではあるから、そういう表現は論理的ではないかもしれない。それでも、毎日するべきことはあり、報酬の出ない雑用は探せばいくらでも見つかる。一つの作業を終えて、次の作業に取り掛かる前に、気分転換を兼ねて、少し遠出をする。1時間前後歩くと、結構歩数を稼げるので、何か用事を見つけては買い物に出かけたり、他所の畑を覗きに行くのである。

 しかし1時間も歩き続けると、さまざまなことを考えながら、決断を迫られていることは決断し、模索が続けられることは時折思い出ししながら、と気持ちの整理をやっているのだが、それでも肉体的疲労が出てくるのか集中力を欠くようになる。昨日などは途中でのどの渇きを覚え、ついついだらけてしまいがちになる。そうこうしているうちに土砂降りになってきて、用事を済ませると帰路を急いだが、帰宅したときにはズボンのすそがずぶぬれ。なんとも様にならない姿になってしまった。それでも、なんとか最低目標は達成した。

 参議院選挙が近いせいか、ネットニュースでも、各党の選挙公約が見られるようになった。そこで気になる点を2つほど挙げる。一つは、既定路線となった10月の消費税増税、いまさら反対してもほとんど誰も止められるとは思っていないだろう。それよりは日本共産党の志位書記長が党首討論で挙げた社会保険料の上限撤廃や、安部さんが否定した富裕層や大企業の課税強化などのほうが現実味がある。税制の公平・公正化と財政支出の透明化を具体的に要求してもらいたいものである。2つ目は、最低賃金の引き上げである。賃金引き上げは行われるべきである。しかし、それ自体が政策になるのは筋違いである。内部留保がありあまるほどある大企業ならともかく、下請けや孫請けの中小企業や零細企業は急激に生産性が上がるわけではない。どうせ政策に盛り込むなら、セーフティネットで救いきれない穴を塞ぐ政策の提案を心がけてもらいたい。非正規社員が4割を超え、年収200万円にみたない労働者が2000万人もいれば、将来必要となる社会的コストは天文学的数字になる。日本国民が抱える経済的な不安を少しでも解消する政策提案がなされるべきではないだろうかと思うのだが・・・